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【応用情報技術者】SCMとは何か

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●SCMとは
原材料を調達してから製品を生産し、顧客に販売するまでの生産・流通プロセス(サプライチェーン)を管理すること。

出題された回(平成29年度春期以降)
平成30年度秋期/平成29年度春期

SCMの説明

SCM(サプライチェーンマネジメント)とは、原材料を調達してから製品を生産し、顧客に販売するまでの生産・流通プロセス(サプライチェーン)を管理することです。

SCMの意義

サプライチェーンはそれぞれのプロセスが密接に関係しています。

今月中に1000個販売したい!という販売計画があるからこそ、その分の製造計画や原材料の調達が可能になります。もし、製造部や営業部がそれぞれ勝手に動いていたら、過剰な在庫を持つことになったり、納期に間に合わない等のトラブルが発生してしまいます。

サプライチェーンを適切に管理することで、無駄な在庫を持つことがなく、コストの削減にも繋がります。

過去問

応用情報技術者 午前試験
平成30年度秋期問67、平成29年度春期問67

SCMの目的はどれか。

ア 顧客情報や購買履歴,クレームなどを一元管理し,きめ細かな顧客対応を行うことによって,良好な顧客関係の構築を目的とする。

イ 顧客情報や商談スケジュール,進捗状況などの商談状況を一元管理することによって,営業活動の効率向上を目的とする。

ウ 生産,販売,在庫管理,財務会計,人事管理など基幹業務のあらゆる情報を統合管理することによって,経営効率の向上を目的とする。

エ 複数の企業や組織にまたがる調達から販売までの業務プロセス全ての情報を統合的に管理することによって,コスト低減や納期短縮などを目的とする。

正解と解説

正解は”エ”